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コロナ騒動でテレワーク中の会社員が今、上げるべき3つのスキル

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コロナ騒動で初めてテレワーク(在宅勤務)を始めた方も多いと思います。かく言う私の会社も、本社に勤務する社員の内、約90%はテレワークに切り替わっております。テレワークが始まって2週間以上が経過し、特に重要であると感じているスキルがあります。それはPCスキルでして、これの得手・不得手によって、業務時間が大きく左右されます

会社で働いているときは、PCスキルが高くても、様々な理由(邪魔)により恩恵を十分に受けることはできませんでした

例えば、PCスキルが高いと、同僚や上司のPCの調子が悪い時や、ネット接続ができない時の便利屋さんとしての役割を強いられることがありました。また、早く仕事を終えたとしても定時までは拘束されますので、余計な仕事が降ってきておりました。かといって、隙間時間にネットサーフィンをすることもできず、早く終えられる仕事をチンタラと取り組むのも馬鹿らしいですよね。PCスキルが高いと残業時間が短くなるというメリットはあるものの、我々、会社員は時間給で働いているので残業代が減ってしまいます。

このように、PCスキルを高めたとしても十分なメリットを受けられておりませんでした。

しかし、テレワークではどうでしょうか?

業務割り振りが明確になり、スキルの低い同僚や先輩社員へのフォロー回数もかなり減りました。PC周りの雑務からも解放され、仕事が早く終わったら、他の事へ時間が使えるようになりました。一方でPCスキルの低い社員は、真逆の状態に陥っていることでしょう。

しかし、そんな人でも、今であればまだ挽回可能であると思います。というのも、テレワークが始まってまだ数週間であり、仕組みもまだ不十分な状態です。成果があまり出ていなくても、本人の能力が足りないのか、仕組みが不十分なのか、あいまいな状態であるからです。

それでは、今のうちにPCスキルを高めてはどうでしょうか?

今のテレワーク中であれば、多少、別の事を行っていてもバレることはありません。現在のテレワークの状態は、遅かれ早かれ、一度解かれることになりますので、そうしたら仕事時間とは別の時間を確保する必要が出てきてしまいます。

本記事では、このような状態である今であるからこそ、PCスキルアップのために取り組むべき3つの課題を紹介いたします。是非、参考にして、数年後に本格的にテレワークが導入されたときに困らないよう、準備をしていきましょう!

コロナ騒動でテレワーク中の会社員が今、上げるべき3つのスキル

それでは、今、上げるべきき3つのスキルを挙げさせていただきます。

① ブラインドタッチをマスターする
② Excelスキルを高める
③ マクロを組めるようになり、業務効率を飛躍的に高める

次から、これら3つが重要である理由と、それぞれの学習方法を紹介させていただきます。

①ブラインドタッチをマスターする

皆さんは、ブラインドタッチはできますか?
PC作業を主としているのであれば、ブラインドタッチは現在、必須スキルになります。

ブラインドタッチが必須スキルである理由

『今の仕事は頭で考えたり、調べ物をする時間が殆どだから、ブラインドタッチまでは必要ない』と思っているのでしたら、大間違いです。

テレワークが始まって、変化したことがありますよね?

今までであれば、口頭で進捗状況を報告したり、資料の作り込みが多少甘くても、口頭で補うことが出来ました。しかし、テレワークが始まってからは、進捗報告はメールが基本であり、対面でのやり取りができなくなったため、きめ細かい補足がしにくくなっていますよね

必然的に、文字入力の機会が増えてきており、ブラインドタッチの重要性は増してきております。

ブラインドタッチのマスター方法

ブラインドタッチ習得で、私が大切だと感じた点は以下の3つです。

①最初はスピードを意識せず、キーボードは極力見ない。

最初は、どのキーをどの指で打つべきであるかという事を徹底的に覚えこみます。当然、始めたばかりの頃は、誤入力だらけであり時間がかかってしまいます。

しかし、だからと言ってキーボードを見ながら打っていたのでは、体得できませんし、誤入力に気づくのも遅くなってしまいます。

最初は我慢が必要ですが、1週間も続けていれば、大概のキーは間違えずに打てるようになります。

②ホームポジションから必ず始める

先ほど、どのキーをどの指で打つべきであるかを覚えると言いましたが、これは決まっています。

あなたの使用しているキーボードの『F』と『J』だけ、少し出っ張りがありませんか?我々はそれを目安に、ホームポジションに指を戻しています。

具体的なホームポジションと、どのキーをどの指で打つべきかについて、分かりやすく図解されている記事がありましたので、確認してください。

【パソコンのタッチタイピング】 ホームポジションの指の位置(図解)

③ひたすら反復練習する。

後は、ひたすら文字を入力して、指に間隔を覚え込ませます

特にメールを打つときは、意識した方が良いです。というのも、メールは決まったフレーズを使うことが多く、良い練習になるためです。例えば、『いつもお世話になっております。』だとか、『何卒、宜しくお願い致します。』などは殆んど毎回入力しますよね。

そして、そのうち、自分の中のリズムも出来上がってきますので、そうすると格段に入力スピードは向上しますよ!

それ以外にも、ネット上のゲームで覚える方法もあります。一番有名で、使い安いのは、『寿司打』だと思います。無料ですし、リンクを張っておきますので、隙間時間に活用してみてくださいね!

「寿司打」

②Excelスキルを高める

習得すべきPCスキルの2番目は、Excelです。ビジネスマンの方は、殆どの人が使っているのではないでしょうか?特に、事務や会計、データ整理に携わる業務の方は、かなりの時間をExcelに費やしていますよね。

現在、Excelを使っている人が殆どでしょうから、基本的な操作は問題ないですよね。それでは、何を学ぶ必要があるのでしょうか?

それは、ズバリ、時短テクニックです。

Excelには、様々な便利ツールが準備されています。今まで力業で解決してきた問題も、実はもっと楽に処理できるツールが備え付けられているかもしれません。

不便だなと感じた時は、まず検索して、より簡単にできる方法はないか探すことから始めた方が良いですよ。とは言っても、毎回探すのは大変だと思いますので、本ブログで以前紹介したテクニックをまとめた記事リンクを貼っておきますね。

【エクセル効率化】残業を減らすおすすめテクニック5選

【エクセル効率化】すぐに使える効率アップテクニック5選

また、テクニックの外にもショートカットキーやアプリケーションキーを使うことで、マウス操作から解放されスピードが格段に向上します。こちらも、まとめた記事リンクを貼っておきますので、是非、参考にしてください。

【おすすめ順】Excelの使えるショートカットキー一覧(73選)

【Excel高速化】マウスなしで右クリックができるアプリケーションキーがおすすめ!

③マクロを組めるようになり、業務効率を飛躍的に高める

最後のスキルは、マクロ作成になります。先に紹介した2つのスキルよりも使いこなし難易度は上昇しますが、その分、爆発的に業務効率が上がります

その理由は、Excelで行っているルーティン作業を全自動で行うことが出来るためです。当然ですが、事前にそのプログラムを書く必要があり、VBAというプログラミング言語のようなものを理解する必要があります。

1週間やそこらで使いこなすことは困難ですが、1日2時間の勉強を1カ月続ければ、それなりのコードは書けるようになります。おすすめの勉強法は、まずはネット動画で基礎を学び、本で勉強するといった流れです。

『ドットインストール』では、1回3分程度の動画で簡潔にまとまっており、しかも無料で利用できるので、まずはこちらを視聴しましょう!

「ドットインストール」Excel VBA入門

その後は、自分に合った書籍を探し、さらに個々のコードの理解を高めていきましょう。

評判も非常に高く、私も使用して、すごく参考になった書籍はこれです。正直、私はこの1冊しか勉強していませんが、会社ではマクロを作りまくり、月20時間のルーチン作業をほぼ、ゼロに改善出来ております。

まとめ

コロナ騒動でテレワーク中を始めた会社員が、PCスキルを今、高める必要がある理由を説明させていただきました。その上で、PCスキルを高めるために取り組むべき3つの課題を挙げましたね。

それは、①ブラインドタッチ②Excelスキル③マクロ作成であり、それぞれが必要な理由と、具体的な方法を紹介させていただきました。

是非、本記事を参考にしてPCスキルを向上させ、来る本格的なテレワーク時代に、皆さんが活躍できるようになっていると、嬉しく思います。

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